食すまアクション[新嘗祭2025]

2025年11月23日|新嘗祭
食すまアクションに込めた想い

食戦力すまいる株式会社、代表の中村です。 2014年に食戦力すまいるを設立しました。
東京農業大学を卒業後、管理栄養士として、アスリートや病院、保健センター、社員食堂など、さまざまな世代の「食」と「人」に携わってきました。

転機となったのは、15年前に専門学校での講師という機会をいただいたことです。

当時の学生たちを見ていて感じたのは、「どうしてこんなに不調を抱えている子が多いのだろう」という疑問でした。あまりの歯痒さに、「学校の保健室の先生になりたい」と直談判したこともあったほどです。

しかし、栄養学や公衆衛生学の授業を通じて、学生たちが自らの食生活を見直し、みるみる元気に、表情豊かになっていく姿を目の当たりにしました。それが何より嬉しく、大きな原動力となったのです。

「食すまアクション」の誕生

今の私たちがあるのは、何よりも「結果が出る授業」にこだわってきたからだと自負しています。

かつて私が紙ベースで行っていた、体調の悩みや「なりたい自分」への聞き取り、そして食生活の変化を捉えるノウハウ。これらは会社を立ち上げ、素晴らしいメンバーに恵まれたことでデータ化され、より精度の高いフィードバックとして提供できるようになりました。 自分の変化に気づいた学生が変わり、その姿を見た友人がまた動き出す。そんなポジティブな連鎖が、各地で始まっています。

体調と食がつながっていることを実感し、部活動のように楽しみながら、自ら意欲的に動き出す。 これこそが、私たちが掲げる「伝える!感じる!動き出す!」というサイクル、すなわち「食すまアクション」です。

食への興味は、人への興味、そして自分自身への興味へとつながります。 卒業した後も、一人ひとりが自分を大切にし、それぞれの夢に向かって笑顔で歩んでいけるように。私たちはこれからも、食を通じてそのきっかけを創り続けてまいります。

「食すまアクション」には4つのポイントがあります。
  1. 「知識」を「行動」に変えるスイッチ
    「ご飯を食べなさい」と強制されるのではなく、栄養学をベースに「これを食べたら、もっと綺麗になれるかも」「もっと元気になれるかも」という、ワクワクする動機(自発的なアクション)を大切にしています。
  2. 「食すまレポート」で変化を〝見える化〟
    Webアンケート(食すまレポ)を使って、自分たちのなりたいカラダや体調、食習慣や体調の変化を記録します。
    自分だけじゃない: 「友だちも便秘が改善したみたい」「みんなも朝ごはんを食べるようになったんだ」とデータで実感できます。
    ゲーム感覚: 仲間と変化を共有することで、SNSのような感覚で楽しく改善に取り組めます。
  3. 「食べる」の背景まで体験
    ただ食べるだけでなく、多角的な体験を通して「食の力」を学びます。
    • 食べ比べ: 自分の好みの美味しいご飯、ごはんに合うおかずを考えること。
    • お米作り・環境: 食べ物がどこから来るのか、誰が作っているのか、環境にどう繋がるのかを体験を通して知ること。
  4. 一生モノの「食戦力」を養う
    特に専門学校生などの若いうちに、「食で自分の体調をコントロールできる力」を身につけることを目的としています。これは、社会に出たあともずっと自分を守ってくれる強力な武器(食戦力)になります。
まとめると…

「教えてもらう食育」から「自分たちで楽しむ食生活」へ。
アンケートや体験を通じて、仲間と励まし合いながら、体も心も整っていく。
それが「食すまアクション」です。

今年の新嘗祭には、高校生から学生、社会人の方まで多くのボランティアの皆さまがご協力してくださいました。
今後、参加してみたい!と思っていただけるような機会をより作っていきたいと思っております。

収穫への感謝を捧げる、実りの祭典。一粒の種から実りへ。

食と真摯に向き合う人々の姿には、心を揺さぶる強さと美しさがあります。
現場にあふれた生き生きとした笑顔、そして伝統に身を置く真剣な表情。伝統を繋ぐ真っ直ぐなまなざし。
命を繋ぐことの尊さを、その表情から感じていただければ幸いです。ぜひご覧ください!

この記事を書いた人

大人も子どもも食から戦う力を!
食戦力すまいる株式会社は、変化するライフステージの中で出逢えたタイミングとご縁を大切に、一人ひとりについての思いを一番に考え、伝えることの先に元気と笑顔を提供できるよう伴に歩んでいくことを基本とします。